ビーガンである理由
動物愛護
翻訳中
西洋で菜食主義/完全菜食主義を実行する人にとって、恐らく最も
重要な理由が、動物愛護です。人間によって命を奪われる動物の殆
どは食用ですから、ビーガンの食生活は動物を保護し、虐待を防ぐ
ことができます。それに加えてとりわけ狩猟や動物実験、毛皮の取
引にも、ビーガンは反対します。肉類を食べない、皮革製品や動物
実験を行った製品を買わない、などの簡単な行動によってビーガン
は、人間が優しさを持っていることを示そうとしているのです。
工場制畜産(過密飼育)
昔ながらの農場と違い、大規模な農場の中には単に利益を追求する
のみで、動物に与える苦しみを考慮しないところもあり、それを工
場制畜産と呼びます。最大の利益を得るために多くの動物が狭いス
ペースに押し込められています。自由に動き、短い命を楽しむこと
は出来ません。過密の度合いがひどく、中にはストレスから自らを
傷つけるものもあります。過剰に繁殖させ、餌を与えることにより
動物は早く成長しますが、体にストレスを与えます。
眠るのに必要な藁もなしに閉じ込められている豚も多くいます。何
の刺激も与えられませんが、豚は人間と同じように退屈や単調さを
嫌います。近年の若牛肉の生産では、生後1〜2日の子牛が母牛か
ら離されて自由の少ない状況(木箱)に置かれます。野原で草を食
み、他の牛と接触することは許されません。小牛肉が柔らかいのは
筋肉が未発達であるからであり、小牛は歩いたりといった運動を禁
止されています。
動物の屠殺は素早く行われるとは限りません。動物を屠殺場へ輸送
する際には、動物が水なしで暑い中に閉じ込められた状態が長く続
くこともあります。鶏の羽が折れ、豚がお互いに重なり合い、電気
ショックを与えられることもあります。屠殺場に着くと、多くの動
物は死を目前にして長く苦しむことになります。
酪農場
卵を食べたり牛乳を飲んだりする菜食主義者は、少し考えてくださ
い。乳牛は毎年人工授精により妊娠させられ、妊娠中も含めて一年
の大半は搾乳されます。搾乳量を増やすために成長ホルモンが使用
されます。小牛が生まれると母牛は小牛と離されます。搾乳量を増
やし、雄は小牛肉として売るためです。搾乳量が減ればすぐに乳牛
は用がなくなります。いずれにせよ、乳牛も屠殺場に運ばれるので
す。