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香港の環境問題ビーガンの多くは、環境汚染や野生生物の保護などの環境問題にも 強い関心を持っています。こうした問題は香港のように狭くて人口 が密集した地域で、近代的な生活が環境にすでに被害をもたらして しまっているところではより深刻です。香港を訪れた人がまず最初 に気づくのは、おそらくすっかり汚れてしまった空気のことでしょ う。経済成長や絶え間なく続く都市の開発・拡大は、動植物の多く の種が生息している野生生物保護区の周辺地域に脅威を与えていま す。大気汚染現在の大気汚染の状況を見れば、香港(美しい香りの港)という名 前が今だに変えられていないのは不思議なことです。特にコーズウ ェイベイでは、通りを歩いている人々が手で口を覆っているのは、 当り前の光景になっています。中国大陸からやってくるディーゼル 車(特にバスとタクシー)や建物、工場などからの排気物も大気汚 染の一因となっています。呼吸器系の疾患がすでに増加しており、 早急に思い切った政策がとられなければ、見通しは暗いでしょう。 サウス・チャイナ・モーニング・ポスト紙には、香港の大気汚染に 関する投書が次々と送られ、悪いニュースばかりが紙面をにぎわせ ています。香港政府はこのような問題に対してまだほとんど何の策 も講じていないようですが、人々の声に耳を傾け、それを無視する ことがないよう望んでいます。廃棄物ビクトリア港は、汚水のたれ流しやフェリーから吐き出される有害 な煙によって長い間に汚染が進んできました。また、街の通りに散 らばるゴミの量とその悪臭はほんとうにひどいものです。海や公園 が便利なゴミ捨て場になってしまっていることは明らかです。ゴミ の問題は本来、それぞれが責任をもつようにしなければならないこ とですが、残念ながら、ゴミを散らかす人たちにもっと罰金をかけ るべきなのでしょうか。そして、たとえすべてのゴミがきちんと捨 てられたとしても、埋立てによるゴミ処理の問題は残るでしょう。 リサイクルによってゴミを減らす努力は、香港では始まったばかり です。紙の再処理設備は政府の補助金不足によって、現在、その機 能は止まっています。ビンやカンの集積場ももっとたくさんつくら なければなりません。香港が他の多くの国々と同じようなレベルに 達するには、まだまだ長い道のりがあります。ゴミを出さないとい う視点から考えれば、スーパーマーケットなど物を売る側は、無駄 な包装をやめて、お客様にビニール袋を再利用してもらうように積 極的に呼びかけてほしいものです(例えばディスカウントやスタン プ・カードなどのサービスをする)。野生生物の保護香港における野生生物の危機は何百年も昔、最初に住み始めた人々 が、この辺りを覆っていた森林を伐採したときからすでに始まって います。しかし、新界やラムア島、ランタオ島、チョンザウ島など には今でもまだ植物や昆虫の生息している場所がたくさんありま す。自然愛好家も野生生物も多くの国立公園から恩恵を受けていま す。ここでピンク・ドルフィンとマイ・ポ(米埔)湿原の保護に関 する例をあげましょう。ピンク・ドルフィンの数は最近、いくらか 減少してきています。それは、未処理の下水と化学汚染物質によっ て海水が汚染されたことが大きな原因です。また、新しい空港建設 による大規模な再開発が与える長期的な影響は現時点では、わから ないことです。マイ・ポ湿原は新界の西に位置し、水鳥の生息地に なっています。そこには、隣接した深セン市からの未処理の下水だ けでなく、近辺に増えつづある養豚場からのスラリー(汚泥)も流 れ込んできているのです。新界の養豚産業が今後、どのようになっ ていくのかが注目されていることは事実です。しかし、たとえ汚水 をコントロールしたとしても、后海湾地域の汚染レベルは最大許容 量の三十倍にまで達する可能性が高いのです。香港だけでなく、多くの国々がさまざまな環境問題に直面していま す。その解決は、政府、大企業そして私たち一人一人にかかってい るのです。皆で立ち向かって行かなければなりません。人々がこの ような問題に気づき、自分たちの行動に責任をもつようになること はとても大切なことです。そのためには、できるだけ早い時期に適 切な環境教育を受けることが望ましいのです。 その他のウェブサイト香港ウェブサイト:アース・ケア(地球仁協会) 地球の友(香港) 緑色能力 香港のピンクイルカ★ WWF(香港) ★ 日本語のページもあります。 ![]() |