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香港の完全菜食主義香港の現状菜食主義あるいは完全菜食主義といったものは、仏教の影響で中国 には古くからありました。実は、日本でも仏教が伝来してから19 世紀までは、ほとんどの動物の肉が戒律によって食べることを禁じ られていたのです。香港では、現在はいたるところに精進料理の店 があり、健康に気を使う人たちの間で人気が高まっています。特 に、ニワトリによるインフルエンザが流行してからはその傾向が強 まったようです。また、精進料理店だけでなく、例えばインド料理 店のような違うタイプのベジタリアン・レストランもいくつかあり ます。最近は有機栽培の果物や野菜も注目を浴びるようになってき ました。しかし、香港ではベジタリアンの生活様式をとっている人 がイギリスやアメリカなどの欧米諸国に比べて、まだかなり少ない のが現状です。また、欧米では、道徳的な理由でベジタリアン(ま たはビーガン)になる人が多いのですが、香港のベジタリアンの人 たちはそういうことにはあまり関心がなく、もっぱら健康上の理由 が大きいようです。動物保護香港の街の市場を少し歩き回れば、人間に食べられるために今まさ に殺されようとしているかわいそうな動物たちを見ることができる でしょう。ニワトリは不衛生なカゴの中につめ込まれており、その ことがニワトリを媒介とするインフルエンザの大発生をもたらした と考えられます。そして、その結果、大量のニワトリを殺さなけれ ばならなくなったのです。このパニックで、ペットを捨てる人たち さえ現れました。人々は少しずつ何かを学んできたかもしれません が、昔からの習慣はそう簡単にはなくならないものです。今だにフ カヒレなどの珍しい動物が売られているのがよく見かけられます。 こうした動物や絶滅の危機に瀕したその他の動物がどのように捕ら えられているのか誰が知っているのでしょうか。フカヒレをとるた めのサメは、捕えられてヒレを切り落とされた後は海に捨てられて しまうのがふつうです。また、動物の違法な輸出入など、他にも数 えきれないほどの問題がありますが、これはもちろん、香港に限っ たことではありません。香港には動物愛護やこうした問題について の一般的な教育に力をそそぐ多くの組織があります。下記のような 香港のウェブサイトをご覧ください。1998年11月にPETA ★が主催した毛皮貿易反対デモなど、いくつかのデモも行われてき ました。★ PETA = People for the Ethical Treatment of Animals その他のウェブサイト香港ウェブサイト:アース・ケア(地球仁協会) 愛護動物協会 Society for Abandoned Animals ![]() |