| International Vegetarian Union | |
|
ベジタリアンQ&A
ベジタリアンについてよくある質問とその答え 菜食と栄養について3 - 概論 |
| 菜食をするにあたり、どのような食品をどれだけ摂ればよいのでしょうか。
肉や魚を食べないわけでありますから、そこから摂る栄養素を他の食品で置 き換えれば問題ありません。タンパク質を多く含む大豆製品をうまく献立に
組み込めばいいわけです。肉・魚100gのタンパク質量は木綿豆腐1/2丁、凍り 豆腐1個、がんもどき1個、ゆで大豆カップ1/2を2種類組み合わせた量にな
ります。また、質的にも十分整います。
ベジタリアンは野菜を多く摂っているので、ビタミンやミネラルが不足す ることはありません。野菜や豆類などの植物性食品には、ガン予防に効果が ある成分を含むものが多く、反対に肉食からくる動物性脂肪の摂りすぎは、 動脈硬化やガンの死亡率を上げます。特に、乳ガンや大腸ガンは脂肪と関係 が深いと言われています。 日本人の脂肪摂取量は年々増え、平成6年で平均58g。推奨値は、エネルギ ーの20〜50%を脂肪で摂るということで、2000カロリーの人で45〜55gですから、 摂りすぎの人がかなりいます。また、脂肪を構成している脂肪酸の種類のバラ ンスが大切であるといわれています。動物性脂肪に多く含まれる飽和脂肪酸は、 血中コレステロール濃度を上昇させるものが多くあります。反対に植物性脂肪 に多く含まれるリノール酸、リノレン酸などの不飽和脂肪酸は血中コレステロ ール濃度を低下させる働きがあります。エイコサペンタエン酸(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)はいずれも魚介類の 脂肪酸で、心筋梗塞、動脈硬化などを予防することが明らかにされています。 DHAには記憶学習調節能や抗腫瘍効果もあります。ところが、リノール酸とリノ レン酸やEPA、DHAのバランスが大切で、リノール酸の摂りすぎは、身体の免疫 能を抑えて、ガン細胞の増殖を助けることがわかってきました。ですからリノ ール酸過剰は、コレステロールを下げてくれますが、発ガンを促進させます。 そこで魚を食べないベジタリアンはどうか。私どもの調査によると、リノール 酸を摂りすぎる傾向があるので、植物油脂を使う場合に工夫がいると思います。 リノール酸の多い油は避けたほうがよいでしょう。 食品というのは、単独成分でできているわけではありません。ある成分が何 かの疾病予防に効果があるとわかったら、その価値だけで、私たちは動かされ てしまいます。できるだけ偏りなく、色々な食品を摂ること。そして過剰は避 けることです。自分の食生活を振り返ってみて、栄養的にバランスがとれてい るか考えてみてください。健康を考えた食事、食べ方を意識しましょう。 日本ベジタリアン協会「栄養学から見た菜食メニュー」より |
日本ベジタリアン協会のサイトにある情報 |
|
|
|
| インデックス
| 書籍 |
FAQ
| ベジタリアン・サイト
| IVUメール | メンバー
| ニュースレター
| 有名なベジタリアン
| ベジタリアン文例集
| 世界のベジタリアン料理
| What's
New | 世界のイベント
| 検索
|
日本語版作成 佐久正秀(日本ベジタリアン協会)
|