International Vegetarian Union
IVU logo
FAQ
ベジタリアンQ&A
ベジタリアンについてよくある質問とその答え
 

菜食と栄養について1 - タンパク質

菜食では十分なタンパク質がとれるでしょうか?

カロリーを十分取っていれば心配はありません。毎日の食事で全カロリー中タンパク質が8%をしめると良いとされています。理想摂取量の国際的な基準は肉・牛乳・卵などの動物性タンパク質に基づいて定められています。植物性タンパク質は消化されにくいかもしれません。植物性タンパク質の固有の性質および繊維質などの他の要因のためです。繊維質のために消化率が10%ほど低下するかもしれません。しかしながら、あらゆる年齢層のビーガンが健康であるように、植物性の食品をタンパク質の供給源とすることは適切だということが研究により示されています。 
ビーガンの食事で蛋白源となるのは豆類(エンドウ豆・ソラ豆・レンズマメ)、ナッツ、種子、穀類であり、それらは比較的エネルギー量が高いものばかりです。豆類ではカロリーの27%がタンパク質です。ナッツでは13%、穀類では12%であり、必要エネルギーが満たされている場合、植物性の食品で推奨されたタンパク質量を摂取できます。 
短く答えを言えば「質的に十分なタンパク質は様々な食品を組み合わせ食べれば摂取できる」です。しかしその説明は長くなります。 
タンパク質は人間の体で各種アミノ酸から合成されます。体はタンパク質を各種アミノ酸に分解し、それらを使って必要なタンパク質を作ります。 
タンパク質を作るためにはすべてのアミノ酸が体の中になくてはなりません。他のアミノ酸から合成することができるものは非必須アミノ酸と呼ばれます。他のアミノ酸をとっていればこれらのアミノ酸を合成することができます。 
他のアミノ酸から合成できないものは必須アミノ酸と呼ばれ、食事の中に含まれていなければなりません。 
すべての必須アミノ酸を含んでいるタンパク質は完全タンパク質と呼ばれます。すべての必須アミノ酸を含んでいないタンパク質は不完全タンパク質と呼ばれます。かつては、完全タンパク質を作るためにはすべての種類のアミノ酸を同時に食べなければならないと信じられていました。しかし現在では、不完全タンパク質は体に何日か蓄えられ他の不完全タンパク質と組み合わされることがわかっています。すべてのアミノ酸が食事に含まれている限り、タンパク質が完全か不完全かは問題になりません。 

 

日本ベジタリアン協会のサイトにある情報
ベジタリアンQ&A は国際ベジタリアン連合日本ベジタリアン協会から提供された情報をもとに作成されています。
その他の情報

| インデックス | 書籍 | FAQ | ベジタリアン・サイト | IVUメール | メンバー | ニュースレター | 有名なベジタリアン | ベジタリアン文例集 | 世界のベジタリアン料理 | What's New | 世界のイベント | 検索 |
IVU Index

日本語版作成 佐久正秀(日本ベジタリアン協会
Maintained by Masahide Sakyu (Japan Vegetarian Society
Based on resources from IVU and JPVS members